岡谷会
 


お知らせ

 ・職員募集
 ・くらしと健康
 ・職員のトピックス

岡谷会ホームへ


くらしと健康
ホームくらしと健康

花粉症と風邪の見分け方

内科 田中茂樹 風邪がなかなか治らなくて、外来に来られる人のなかには実は花粉症の方が多くおられます。この2つの病気を見分けるときのポイントをお教えします。

風 邪

 まず風邪。山を登って降りるように、ひき初め、ピーク、そして治っていくという症状の変化が数日のうちにあります。
 はじめは悪寒や、くしゃみ・鼻水ではじまります。次の日になると熱が出たり身体にしんどさが出てきます。3日目ぐらいが症状のピークでこのころに受診される人が多いです。食欲は落ちており、身体の節々が痛むといった症状が見られることが多いです。ひき初めの頃はサラサラだった鼻水が粘っこい黄色になっていたりします。「症状はいつからですか?」と尋ねると「2、3日前からです」と答えられる方がほとんどです。このあたりが風邪のピークなのです。
 4〜5日目になると峠は越えています。食欲も戻ってきてしんどさはなくなってくる。治ってきたな、と自分でも分かるはずです。

花粉症

 一方、花粉症の場合には経過が大分違います。くしゃみが出て鼻水が出る、このあたりは似ていますが、悪寒はありませんし熱も出ません。さらに花粉症では目の痒みを訴えられる方も多いです。人によっては頭がぼーっとすることもあるようです。
 花粉症の症状は数日で山を登って降りていくようには変化しません。ひどくなったり治ったり、行ったれ来たりといった感じが特徴です。風邪のくしゃみは続いても3〜4回です。くしゃみの後で「2回だと誰かにウワサされている」とか言ったりしますね。ところが花粉症のくしゃみは7〜8回、もしくはそれ以上も続きます(周りの人が冷やかすような回数ではありません)。鼻水はいつまでもサラサラです。身体がしんどいわけではないけれど鼻が詰まってくしゃみが出て、といった症状がとれないのです。一年のうちでいつごろ症状が出るか決まっていることが多いです。

症状に見合った薬を

 風邪であれば解熱剤や痰を切る薬、炎症を抑える薬などを症状に合わせて飲みますが、花粉症では抗ヒスタミン薬というアレルギーを抑える薬を使います(抗ヒスタミン薬は風邪のときの鼻症状にも使います)。

私の対策

 最後に花粉症でくしゃみが連発してしまうあのつらい状態になったとき、私がやっている治め方をお教えしましょう。
一発目のくしゃみが出たら鼻を強く指でつまみます。そして3分ほど(かなり長いです)ギュッと鼻をつまんだままであの″むずむず感″が去るまで鼻を封印します。意外と効きます。

 

ページトップ

岡谷会ホーム