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子どもたちの心とからだに栄養を

 最近のBSE騒動や遺伝子組換え作物の問題など食への不安が急速にひろがっています。私たちの食生活は昔と大きく変化し、栄養バランスの乱れや肥満児の増加、生活習慣の乱れ、体力や咀嚼力の低下を生み出しています。食事リズムの乱れや欠食・孤食といった問題も目立ちます。
 食は人間が生きるための基本であることを踏まえ、昨年七月「食育基本法」が制定されました。国民一人一人が家庭や学校・地域などを通じて食に関する適切な知識・判断力を身につけ、生活改善につなげることを目的としています。
 政府の食品安全対策の遅れや輸入自由化での食糧自給率の低下、食糧の海外依存、長時間労働による不規則な食生活などが国民に食の不安や乱れを起こしているという問題もあるのですが、今回は子どもと一緒にはじめる家庭の「食育」を提案します。
 世の中の変化と共に食生活が「手軽」に変わってきました。冷凍食品や出来合の惣菜、外食などが増えました。食卓に並ぶまでのプロセスが見えないこともあり、食べることがつまらなくなっています。
 子ども達は食卓に並ぶまでの食べ物の体験を通していろいろなことを感じ取ります。野菜栽培や収穫した野菜で料理を一緒に作ることや、食品袋の裏ラベルの見方を教えたりすることでも楽しく「食育」ができます。
 野菜栽培なんて無理という方には日本古来からある主食と一汁二菜(汁・主菜・副菜)をお勧めします。主食が黄色、汁物が白、主菜が赤、副菜が緑と色分けして子どもには「4つのお皿」と教えます。ランチョンマットを色分けして食卓に置いてもいいですね。4つのお皿がうまればバランス良く栄養が取れます。
 たとえば朝食なら常備野菜のじゃがいも、人参、たまねぎなどで野菜スープ、これが「白のお皿」になり、「赤のお皿」は卵料理、「緑のお皿」はありあわせの野菜サラダや果物となります。
 注意してほしいのは「4つのお皿」は日本の伝統的な食生活にあてはめたものなので、洋食や中華料理ではカロリーオーバーとなります。中華丼やカレーライスなど簡単調理ですますことも多いですが、食材のおいしさを知り正しい味覚を育てることも「食育」です。和食のよさも教えましょう。
 このように工夫することで楽しく食事ができ、食べることの大切さも自然にわかってくるでしょう。食事は人の感性や情緒を育てます。子どもの健全育成の基本である食を通じて「心の栄養」を育てていくために家庭での「食育」に挑戦してください。

おかたに病院
管理栄養士 小東なつき

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