岡谷会
 


お知らせ

 ・職員募集
 ・くらしと健康
 ・職員のトピックス

岡谷会ホームへ


くらしと健康
ホームくらしと健康

「あおぞら(ほしぞら)医療健康相談会」
偏見なくし同じ目線で
ホームレスの健康支援

 大阪のホームレス人口は6千人以上あり、その殆どが医療にかかる必要性があっても、医療機関に通院していないのが現状である。ただでさえ過酷な環境下で、健康を損ねると生活が困難になり、入院を余儀なくされたり、最悪の場合は路上死に至りかねない。 あおぞら(ほしぞら)医療健康相談会とは、大阪府のホームレスの人達の健康を支援するために、何とかならないかと、大阪在住の医師・黒川渡(くろかわわたる)さんが発起人となって始められた。医療・福祉・司法などに携わる者が集まり、ホームレスの人達と面談(場合により診察)を行い、必要に応じて、医療機関に受診できるように意見書の提出をしたり、自立あるいは救護のための施設への入所ができるように支援を行う。2004年の3月21日を第1回としてこれまでに10回行われてきた。このうち2回は、決まった寝場所を持たないホ ームレスの人達のために、夜間に「ほしぞら医療健康相談会」として行われた。
  第1回あおぞら医療健康相談会は、阪急十三駅の付近の淀川河川敷で行われた。この日の天気は薄曇りで、肌寒い中を、1グループ5〜6名の数グループに分かれて、ホームレスのテントを訪問した。殆どの参加者は、現地訪問は初めてだったので、緊張した面持ちで行動した。どうしたらよいかわからないので、以前巡回相談をしていた人がリーダーとなって、声のかけかた、話の聞き方を示してくれた。当たり前のことのようであるが、勝手に入り口の戸は開けない。上から見下ろして話をしたり、聞いたりせず、屈んだ姿勢で目線の高さを合わせるようにする。ホームレスの人は普段は他人と話しをすることが少ないので、警戒心がとれれば、いろいろ話をしてくれる。
  この医療健康相談会で面白いのは、参加者が皆、いきいきとしてくることである。ホームレスの人達は、汚いとか怠け者だとかの偏見を受けることが多く、医療を受けた際も、適当にあしらわれたり、検査や点滴だけされて何の説明もなく追い出されたりするなど不当な扱いを受けるために、医療に対する不信感が強い。ところが、そのようなホームレスの人達と同じ目線で話をすることで、お互いの気持ちが繋がったように感じられることもある。今まで拒絶していた医療を再度受ける気になってくれる人がいれば、うれしさを感じる。人間同士の同じレベルでの交流が、高揚感をもたらすのであろう。
 ホームレスの存在は、貧困、失業問題、多重債務、精神障害、アルコール依存、暴力などいわゆる社会の「闇の部分」と切り離せない。多くの人がホームレスに関心を持ち、ホームレスの人達の支援を考えることで、社会的な矛盾が少しでも解消されることを願うところである。

内科医師
白水 倫生


仲間だからこそわかる悩み

看護の現場から

●看護の現場から(3)

 看護学校の学生さんを支援する企画には、宿泊ものと日帰りの2種類があります。
  泊まりの企画は年間3回くらいあります。全日本民主医療機関連合会の企画(おかたに病院も所属しています)などで看護学校では勉強できない事や、同じ目標を持った人と仲間になることを目的とします。具体的な内容は学生さんの希望にそっています。仲間だからこそわかる楽しいことや、悩みなどを分かちあったりして、一泊でも一回り成長して帰って行かれます。
  日帰りでは、年4回の学習会と8月の夏期研修(4日間)があります。学習会では「嚥下障害」「大腸の病気」「生活習慣病の予防」「みんなのアロマセラピー」「病後児保育」など行いました。夏期研修では「看護にふれる」を目的として、基礎から応用まで参加者の要望に添ったきめ細かい目標設定をします。現場看護の魅力を発見できる企画として毎年好評です。
  岡谷会のホームページ看護部のページに詳しい内容が載っていますので興味のある方は一度のぞいてみてください。
  詳しくは看護学生担当者(平川)まで連絡をください。

おかたに病院看護部ホームページ

おかたに病院 TEL:0742-63-7700
メール kango-ok@kcn.ne.jp

 

ページトップ

岡谷会ホーム