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「肺炎の予防 歯磨きとワクチン」

 寒くなってきましたね?病院の外来にも、風邪やおなかをこわした方が増えてきました。中には、肺炎で入院される方も出ています。肺炎はわが国の死因の第4位、そのうち90%以上が65歳以上の高齢者なんですよ。びっくりしますね。
 肺炎の予防法から2点おはなしします。
 まず1点目。とても簡単な話です。歯磨きをしましょう。もう歯がないという方はうがいをしましょう。入れ歯やさし歯もきれいにしましょう。口の中は雑菌だらけです。寝ている間にそれが唾液とともに肺に流れ込む事を知っていますか?それが原因で肺炎になることはよくあります。だから口の中をきれいにしておくのは大事なことなのです。
 2点目はワクチンの接種です。インフルエンザワクチンはとても有名で摂取率も高いので、知っている方も多いでしょう。では、肺炎球菌ワクチンってご存知ですか?
 肺炎の原因菌で一番多いのが肺炎球菌です(20〜40%)。肺炎球菌は特に冬から初春にかけて人の口、鼻、のどに住みつく細菌です。健康な方には特に病気を起こしませんが、体力が落ちている時や、高齢者、慢性の持病を抱えている方には、いろいろな病気を引き起こす原因となります。気管支炎、副鼻腔炎(蓄膿)、中耳炎、髄膜炎(髄膜や脳を包む膜に炎症を起こす)、そして肺炎などを引き起こします。かかってしまうと、抗生物質を使って治療することになりますが、抗生物質が効きにくい肺炎球菌(耐性菌)が増えていて治療が難しい場合があります。
 肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による病気を80%予防することが出来るといわれています。しかも、このワクチンの効果は5年も続きます。
 接種後に注射したところが腫れたり痛んだり、微熱の出ることもありますが1〜2日で改善します。65歳以上の方や慢性の持病を持っておられる方は接種されることをお勧めします。
 今のところ、このワクチンの接種は1回のみと定められています。金額については、助成金のある地区もありますので、市役所もしくは病院で聞いて下さい。
 体を冷やさず、お野菜をよく食べて、歯磨きとワクチンでこの冬を元気にのりきりましょう。

内科医
樋之口 美幸


■看護現場から(7)

「褥瘡(じょくそう)の予防」

 おかたに病院には褥瘡対策委員会があり、隔週で褥瘡回診をしています。最近、褥瘡が悪化して入院となる方を多く見受けます。早くに対応していれば入院せず在宅で改善できとのではと思います。
 褥瘡予防の基本は、(1)ズレによる組織の損傷を防ぐ(2)長時間の圧迫を避ける(3)湿潤を避ける(4)栄養状態を保つことです。同じ部位に長時間の圧迫が加わらないよう体位変換をしますが、骨が突出した部位には圧迫力が集中するため、褥瘡ができやすくなります。体位変換で注意することは、骨が出ている部位(足の付け根・踵など)に小枕などを利用して圧迫しないよう工夫することが大切です。身体を引っ張って向きを変えたときは、軽く持ち上げてズレをなくします。発赤が直らないときは、早めに受診か往診を依頼しましょう。傷が深くなると直りにくいので早めに治療を開始しましょう。

看護部長:横山

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