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私のお遍路日記

医療法人岡谷会
小泉診療所所長 水谷和宏

2.鶴林寺では一面の銀世界に

 昨夜は早くから床についていたので暗いうちから目が覚めていた。雨の音がシトシトと聞こえてくる。雨の山道のお遍路、足元が悪いし、いやだな・・・。でもこれも試練、仕方ないか、どんな天気の日もある。12月31日、雨の朝を迎えた。7時朝食、7時半の出発とした。少し薄暗いが早く出発しよう。
 今日は20番の鶴林寺と21番の太龍寺を打つ予定である。2つとも山寺で道は険しく、お遍路泣かせで有名な遍路ころがしである。寒くても30分も歩くと雨ガッパが蒸れてくる。脱げば雨がかかって冷たいのでそのまま登り続けた。雨は雫(みぞれ)に変わり、ますます足もとが悪くなってきたが、転ばぬように1歩1歩と足を進める。
 1時間かけてやっと到着、1面の銀世界だ。本堂の前から見下ろすと、私1人の足跡だけが残り静閑の世界であった。鶴林寺は地元の人々から「お鶴さん」の愛称で呼ばれているそうだが、下からの標高差が500mもあり、これでは日々の参拝も大変だろう。参拝と納経を済ませて、早く次へ出発である。
 今日の行程は1日中山の中である。こんなところでけがでもしたら大変だ。慎重に慎重に山をおりよう。石段は雪で滑りやすいが、地道はそうでもない。新雪で凍っていないのが幸いだ。遍路ころがしの難所も下るのは楽である。
 途中渡る那賀川は、21番太龍寺への登り口でありすばらしい清流だ。日本にもまだこんな清流が残っていたのだと感動した。道は再び登りとなるが、夏と違ってバテることはない。足にマメができて傷みだしたのが少し気がかりである。


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