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私のお遍路日記

医療法人岡谷会
小泉診療所所長 水谷和宏

4.初もうでで混み合う薬王寺

 めざす薬王寺は、ウミガメの産卵で有名な日和佐町にある。宿からの行程は21kmで、昼ごろには十分着きそうである。
 遍路道は、地道が多いがところどころ国道も交じっている。どちらを行っても同じ目的地には着くが、分岐点ではどちらをとるか迷うのである。お遍路道を行けば景色は良いし車も通らないので安全だ。国道は真っ直ぐだし時間も短縮できる。どちらをとるか考え込み自然に国道を選んでいる具合だ。国道ならば道に迷うことがないという気持ちが、自然に働いているのである。危ない国道55号線を進み、トンネルを何回もくぐって12時半に薬王寺に到着した。
 今日は元旦で混み合っている。この寺が私の初もうでである。急な石段で、21段の「女厄坂」、42段の「男厄坂」と続いており、石段ごとにたくさんのおさい銭が供えてある。おさい践を1段ごとに供えることで、厄流しができるといわれているらしい。親に手を引かれた子どもは、お金が落ちていると思い、おさい銭を拾おうとしている。「拾ってはだめ」と注意されているが、これは厄を拾うことにつながるからである。
 薬王寺はJR日和佐の駅前にあり、区切りのいいところである。まだ1日残っているが何だか急に帰りたくなってきた。どうしよう。今日の宿も決めていないし・・・。今なら今日中に奈良まで帰れる。決心がつかない。そうだ、民宿2軒ぐらいに電話して断わられたら帰ろう。そう決めて電話すると1軒目でOKだった。自然に足を進める。目的地は16km先の牟岐(むぎ)町である。今なら4時過ぎには到着できそうである。


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