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今年も飛散(悲惨)の季節がやってくる

 これから季節が替わって徐々に暖かくなると外出したくなってきますね。しかし、外に出れば沢山飛び回っているものがあります。花粉・黄砂・PM2.5です。厄介なことにつとも同じ時期にピークを迎えるのです。

アレルゲン三兄弟

 3つとも同じ小さい粒ですが中身が全く違います。
 花粉は植物の雄しべからから出る粉状の細胞でスギやヒノキなどのが2〜4月頃をピークに散布します。
 黄砂はゴビ砂漠(中国北部)やタクラマカン砂漠(中国西部)などの乾燥したところから細かい砂が偏西風によって日本へ飛来します。
 PM2.5は2.5μm(1μm/0.001mm)以下の粒子の総称。メディアなどでよく言われているのが大陸から偏西風で飛来する車や工場などが出る排気ガスなどです。
 三兄弟は鼻や口から侵入してアレルギー疾患や気管支疾患を引き起こす原因になります。

体内侵入をブロック

 鼻や口からの侵入を防ぐためにはマスクを正しく着用することが重要です。マスクをしていても隙間があるとそこから侵入してしまい意味がありません。しっかりフィットするものを選びましょう。

屋内侵入をブロック

 三兄弟は衣類に引っ付いて一緒に入ってきてしまいます。玄関先で払ったり、洋服ブラシやコロコロなどで取ってから中へ入るようにしましょう。
 天気予報でも飛散情報が伝えられていますので外出の際は要チェックしてください。

室内の加湿も効果的

 室内を加湿することで水分を含み重くなり舞いにくくなります。洗濯物を部屋干しにすると加湿もできて洗濯物に付着することも防げます。

 それでも症状(鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど)がでたら早めに医療機関を受診することをお勧めします。


●整形外科のご案内

 2017年1月より、整形外科が木曜(夜)、土曜(午前)に再開しました。
 担当医師は、矢田町で長年、開業医として奮闘されていました、藤原博医師です。
 整形外科の再開で、皆さんが安心して暮らしていける地域づくりに一歩前進する事が出来ました。今後も更なる発展のために、地域の健康づくりに貢献していきたいと思っています。


●みんなの健康講座(3)
  転倒予防のお話

 高齢者が、家庭内で不慮の事故を起こす原因に「転倒」が全体の63.4%を占めるというデーターがあります
。転倒をおこす原因には大きく分けて加齢変化と物的変化があります。まず、加齢変化にともなう身体機能の低下がみられる方の特徴をみると、@筋力の低下、A平衡感覚の低下、B歩行機能の低下があります。
 自分の現在の身体機能を知る、簡単なテストがありますので、試してみてください。

 @筋力の低下は、椅子に座って5回立ち座りするのにかかる時間を測定します。転倒の境界線は14秒以上です。A平衡感覚の低下は、片足立ちが5秒できるかできないかが転倒の境界値になります。B歩行機能の低下は、歩行速度が毎秒1m未満であるかが転倒の危険性を予測します。信号のある横断歩道を渡りきれることが目安になります。
 このテストで身体機能が低下している方は、転倒予防のための運動が有効です。

 次に、転倒をおこす危険がある物的環境には、@1〜2cmの段差、A滑りやすい床や敷物、Bスリッパやサンダル、Cコード類、D照明が暗いなどが考えられます。
 床には物を置かない、段差のある所に色テープを貼る、マットに滑り止めを付けるなどの工夫が必要ですが、毎日生活していると危険な場所があるにもかかわらず、それに気づいていない場合もあるので、まず気を付けるという意識が大切です。

 転倒予防運動には、いろいろな方法があります。小泉診療所では、5人の介護予防運動指導員がいますので、分からないことがあれば、相談してください。介護保険で要支援判定の方は、診療所の看護予防教室(ニコニコ元気教室)が利用できます。ご利用を希望する方は、一度ご相談ください。
 月曜日午後に、相談日(要予約)を設けていますので、お気軽にご相談ください。

看護師長 山崎博子

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小泉診療所