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喫煙をめぐる社会状況の今昔 禁煙にまさる健康法なし

喫煙がまかりとおる昔

 「昔は街中を走っているバスでも、席ごとに小さな灰皿がついていて、中でタバコを吸ってる人がたくさんいたんだよ」という話をすると、子どもたちは、すごくびっくりします。電車も新幹線も駅もレストランも、思い出せば煙たかった。
 でも、それが昔は普通でした。テレビでもタバコのコマーシャルはしょっちゅう流れていました。映画でもドラマでも今よりもずっとタバコはよく出ていました。
 大人が吸うので、子どもも年齢が上がると自然に吸うようになっていったのでしょう。

喫煙者は隔離される今

 時代は流れ、禁煙席ができ、禁煙車両ができ。そして喫煙室ができて吸う人が隔離されるようになりました。だんだんと煙たい場所は減ってきていましたね。その効果が表れているのだと思いますが、若者の喫煙率は明らかに下がってきているようです。
 健康・体力づくり事業財団のデータで見てみますと、今から約50年前、1965年の20代男性の喫煙率はなんと80%だったそうです。2015年では28%にまで下がってきています。

健康ブームで禁煙のすすめ

 テレビでは健康番組が花盛りです。健康に良い食べ物や運動などたくさん紹介されていますが、一番効果がある禁煙を扱う番組はないですね。タバコ会社から苦情が来るからだと思います。
 同じ理由で、今でも学校で、保健の授業などで「大人になってもタバコは吸ってはいけない」とは教えないのでしょうか。
 タバコが体に悪いのは当たり前。肺癌だけでなく、ノドのガン、食道ガン、胃ガン、大腸ガン、膀胱ガンなどの多くの原因になります。また肺気腫といって呼吸の機能が落ちる病気に、長くタバコを吸ってきた人は必ずなることがわかっています。
 でも、だからといって、タバコをやめましょうといくら言われても、簡単にやめられませんね。どんな薬を飲むよりも、タバコをやめることにまさる健康法はないといえます。
 佐保川診療所の外来診察に通われている方で、この5年間ほどで40人以上の方が禁煙に成功されています。今年も禁煙される方が増えるといいなと思います。

所長 田中茂樹


よっていって! 喫茶「いこい」

 喫茶「いこい」では、毎週火曜日午前10〜12時まで診療所の2階で喫茶コーナーを設けています。
 患者様の待ち時間だけでなく、ご近所の情報交換やたまり場としてもご利用いただいております。
 100円で美味しいコーヒーと茶菓子がついております。
 診察に関係なく、ぜひ遊びによってください。お待ちしています。


喫茶「いこい」 ボランティア募集

日 時:毎週火曜日 午前10時〜12時まで
場 所:佐保川診療所2階会議室
内 容:喫茶のお手伝い

複数名で行いますので、初めての方でも安心です。
毎週でなくて結構です。
喫茶のお手伝いいただける方、お気軽にご参加下さい。
ボランティアに関するお問い合わせは、佐保川診療所まで。

手配りボランティア募集

内 容:会員様宅へ会員便りのポスティング
時 期:2ヶ月に1回「友の会便り」発効日
地 域:お住まいなどを考慮して直接相談(診療所から車で15分以内の地域)

配布数なども無理のない範囲で相談させてもらっています。
期間は一定決まっておりますが時間帯はお任せしております。
お問い合わせ・申し込みは診療所まで。



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