くらしと健康
TOPくらしと健康>2014年8月

禁煙外来にようこそタバコよさようなら

 禁煙を考えている人へ。
 まずは、あなたと家族に及ぼすタバコの害と禁煙のメリットを考えましょう。

有害物質

 タバコの煙は、4000種類以上もの化学物質を含み、そのうち有害物質は200種類以上、、発がん性物質は、なんと60種類もあります。

よく知られている有害物質は、

タールは、タバコのやにの原因物質で発ガン物質を多く含みます。
ニコチンは、麻薬にも劣らない依存性がありタバコが止められない原因となります。末梢血管の収縮や心拍数の増加、血圧上昇など起こします。
一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結合して酸素の運搬を妨げ、身体を酸素不足にします。

迷惑な副流煙

 タバコの煙は本人が吸い込む主流煙よりも、たばこの先から立ち上がる副流煙の方が有害物質を多く含んでいます。他人のタバコの煙を吸い込む受動煙で、タバコを吸わない人も喫煙者と同様に健康に様々な害をあたえます。
 親がタバコを吸うと子どもが病気にかかりやすくなります。肺炎や気管支炎は約2倍、乳幼児突然死では両親が喫煙者なら5倍近くにもなります。

老け顔

 タバコを吸っていると皮膚のハリがなくなってきて目じり・口周りなどのしわが増えます。そのため、実際の年齢よりも老けて見えます。このような喫煙者に特有の顔を「スモーカーズフェイス」といい、しわに加え、歯や歯ぐきの着色、口臭、白髪、頭髪の脱毛なども伴います。

禁煙治療で健康に

 健康保険を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。初回に喫煙状況などから健康保険で治療が受けられるかをチェックします。毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素の濃度を測定したり、禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けることができます。

禁煙を継続すると、次のような効果を実感できます。

・咳や痰が止まった
・呼吸が楽になった・味覚、嗅覚が鋭敏になった
・食事がおいしく感じるようになった
・衣服や部屋がタバコ臭くなくなった
・肩こりがなくなった
・目覚めがさわかやになった
・カラオケで声がよく出るようになった
・口臭がしなくなった
・肌の調子がよくなった

 家族のためにも、この機会に禁煙にチャレンジしましょう。

 ※さくら診療所では、禁煙外来を行っています。電話で受診日をご確認ください。


◆地名の由来11 「杏町(からももちょう)」

 杏(あんず)は、奈良時代に唐(中国)から伝わり、古くは「唐桃(からもも)」とも呼ばれました。杏町は平城京の朱雀門の南にあり、当時その地に建っていた唐風の門を「唐門(からもん)」と呼んでいたのが「からもも」に変わって町名になったという説や、杏が植えられており、唐の都・長安城の南方に杏園があったことにちなんで(平城京の南に当たるため)名づけられたという説など諸説あるようです。

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